大切な靴の手入れ、教えます(靴底ケア編)|| SHAREGARAGE イベント

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SHAREのスタッフがみなさまにお届けする『SHARE STAFFブログ』第10回目の更新は、前回ご紹介した『大切な靴の手入れ、教えます(靴磨き編)』の続きで『靴底ケア編』として、Wataru.Nさんによるワークショップの様子をレポートしていきたいと思います!

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『大切な靴の手入れ、僕たちが教えます(靴底ケア編)』

ゲスト講師
デザイナー兼作り手 Wataru.Nさん
靴磨き職人 岡本英弥さん

『靴磨き編』のレポート記事はこちらから

靴磨きワークショップの後は、デザイナー兼作り手 Wataru.Nさんによる『靴底修理ワークショップ』が開催されました。
靴の作り手さんだからこそわかる技術や知識を参加してくれたお客様にわかりやすくレクチャーしていただきましたので、その様子をレポートしていきたいと思います!

今回の教えていただく内容は『革底のケアとラバーソールの貼り方』です。

革底のケア

革底の靴は履いていくうちに側面部分にヒビが入ったり割れてしまったりするそうです。
かかとの部分も歩くたびに磨耗していくので少しずつ薄くなっていきます。

そこで革底にもシューケア同様、栄養や油分を与えてあげることが大事なようです。


Wataru.Nさんー「靴は全てのパーツを革で作ることができます。靴底もすごく硬いんですが革でできているんです。アッパーという面部分に使う革は『ステア』という生後3ヶ月から半年以内に去勢されて2年以上経過したオス牛の革を使用することが多いです。」

【革の種類】
・キップ(生後半年から1年以内の牛革)
・ステア(生後3ヶ月から半年以内に去勢&2年以上経過したオスの革)
・カウ(生後2年以上のメスの成牛の革)
・ブル(生後3年以上のオスの成牛の革)

革底専用の栄養クリームがあるので、直接塗布して満遍なく塗っていきます。

このケアをしてあげることによって靴底の磨耗を防いでくれるだけでなく油分が浸透しひび割れなども防いでくれます。
雨の日に履いてしまったときも、このケアをしてあげるだけで長持ちするそうです!

お客さんー「靴底にクリームを塗るときは事前に綺麗にしておかないといけないものですか?」

Wataru.Nさんー「これは何もしなくても直接クリームを塗ってあげて大丈夫です。」

コバの処理

次に、ソール(靴底)のふち部分=『コバ』が履いていくうちにインクが剥がれたり、削れたりすることで地の色が出てきてしまうそうです。
そこで【180番】の紙やすりを使って平すように磨いていきます。

写真のように人差し指をガイドにして磨いてあげればアッパー部分を間違ってやすってしまわないですよ!

Wataru.Nさんー「180番より低いヤスリだと目が荒すぎて具合が良くないんです。逆に180番より番号が高くなると汚れがうまく落とせないので、コバの処理は180番のヤスリで行うのがベストです。」

コバの塗装を整える

市販で売っているものは「黒」「茶」「こげ茶」の3色なのですが、自分の靴のコバと全く同じ色の塗料は売っていないのでこの3色を使って対処するしかないそうです。

蓋の先が刷毛になっているのでそのまま塗布し、塗り終わったら少し乾かします。


(写真上:Before / 写真下:After)

Water.Nさんー「これは革底用の塗料なんですけど、「合成」て表記されたものもあって、それはゴム底用なんです。でもゴム底用の塗料ってすごく使いづらいので革用のインクで代用してもらって全然大丈夫です。」

ハーフソールの貼り付け

ハーフソウルを貼る位置は、『ポールジョイント(画像参照)』っていう部分になるそうです。
この場所がわかるようにマスキングテープで目張りします。

マスキングテープに沿って黒刃のカッターを使って切れ目をつけます。
これはラバーの引っかかりをなくすため作業です。

中指をガイドにして人差し指でバランスをとりながらマスキングテープに沿って切れ目を入れ、最後はゆっくり刃を立てるように切っていきます。

革底を【80番】のヤスリで削っていく

Wataru.Nさんー「一応糸の部分を避けるようにやすっていくんですけど、この後ラバーソウルと靴底を接着していくので、接着剤のつきが良くなるように処理しています。なので地の色を消しちゃうほどヤスリがけするわけではなくて表面だけ処理して、終わったら埃を取ってあげてください。」

ラバーを貼り付ける

今回はビブラムソールっていう底材によく使っていました。
このような材料は(※1)株式会社麻生商店さんで買うことができるそうです。

※1・・・製品素材・趣味のレザー用品などを取り扱う専門店。牛、豚、などの、色物、柄、プリント、型押、スエード、エナメル、タンロー等取り揃え、お取り寄せも可能。住所:札幌市中央区南1条西7丁目/営業時間:AM9:00〜PM5:00(平日)

ラバーをエッジに合わせてハサミでざっくり切っていきます。

Wataru.Nさんー「接着剤を竹楊枝などを使って満遍なく塗っていきます。この時ムラがあるとうまく貼れないので注意が必要です。貼り付けるときは真ん中から貼って、貼り終わったらハンマーの面の部分で圧をかけながらこすっていきます。」

最後にはみ出たラバーをカッターで裁断し、完成!

お休みの日など時間に余裕のあるときに自分でやってみるのはいかがでしょう?
より愛着が湧くと思いますよ!

足の計測もしていただきました!

Wataru.Nさんのトランクショーでは、靴を購入していただいた方の足型をとるために計測をしているそうなのですが、今回のワークショップでは希望者に足の計測をしてくれました!
みなさん自分の足のサイズが左右で少し違うということに驚いていました。

記事担当:土山

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